向島百花園・その②
「忘れられないある命」

今回、偶然にも、なかなかうまくキャッチできない蝶の姿が美しく撮れていた画像が数枚あったので、早速載せてみます。
季節は冬に向けての最後の追い込みなのか、園内は、至るところで、いろいろな種類の蝶や、蜂たちが、忙しく飛び回っていたため、少々なまくら腕前の花おばさんにも、何枚かピントが合って撮れていたようです。

さて、今日のタイトル「忘れられないある命」という題にしたのは、今年の夏、小さな彼らの命を助ける機会が数回あり、その中でも、ある蝶のことが、とても印象強く心に刻まれてしまい、デジカメに上手に写った彼らを見るたびに、彼(彼女?)をどうしても思い出してしまうからなのです。

それは、週に数回通っているかー〇〇からの帰路時、大きな交差点で信号待ちをしていると、なにやら、アスファルト地面すれすれに、バタバタと上手く飛べずに、行ったり来たりしている蝶の姿が目に入って来たのです。

とっさに助けたいと思いましたが、交通量も多く、飛び回る蝶を上手く捕まえる自信が持てず、しばし躊躇しているうちに、どうしても、車に惹かれてしまう光景を観たくなくて、信号が再度赤に変わった時、止まっている目の前の車のタイヤ近くにいたその蝶に近づき、傷つけないよう羽を摘まみ、急いで、そーっと、近くの植え込みの上に置いてあげたのでした。

その際、あきらかに、傷ついたしまった羽をもつ蝶が生きられる時間は、ほんとにわずかなんだろうと思いながら、叔母さんは、「もうどこにも行かず、そこで、ゆっくりお休みなさい」と声をかけ、名残惜しくも、何度も振り返りながら、、その場をあとにしたのでした。
それから、何度も、その場所を通るたびに、その時の彼(彼女?)の事を思い出し、最後の瞬間、静かに羽を休められたかな~?と思いながら、その植え込みの上で、もうバタバタと慌ただしく飛ぶ事もなくなり、静かに横たわっていた彼を助けられたことを、勇気だして、思い切って道路に出てよかった~としみじみ思うおはさんなのでした。

ご存じでしょうか? 小さな虫たちも、人も、そして大きな象も、その体にトックン、トックン心臓が動きだして、その刻まれる回数は、ほぼ同じだということを・・・。
植物、動物、自然界 大好きおばさん、ある番組で、そんなことを知って以来、みーんな同じ回数が刻まれるこの地球の家族~なんだよね~(^^♪と、思いながら、日々、でかけております。
本日も、最後まで、お付き合いくださり、ありがとうございました。
ヾ(o´∀`o)ノヽ( ´_`)丿ヾ(・∀・)ノ(*・`ω´・)ゞ
スポンサーサイト
時間の差。
我々の感覚で短いと思っても蝶には十分すぎるのかもしれません。
蝶は春の季語です。
で、夏の蝶、秋の蝶、冬の蝶と、どんどん弱く悲しくなります。
生きる事の悲哀を蝶で感じる事が出来る日本人は自然への畏怖と共にモノノアワレを感じる民族なのだと思います。
小さな命も精一杯生きてるんだなと思いました
こんばんは
手を差しのべたおばさま、
優しくて勇気のあるひと。
こころをつかまれました。
思っていても回りの目が
気になって行動できないから
おばさま
一つだけ
心に留めておいて下さい
優しさの為に
おばさまが
危険なことにならないことと、
少し心配です。
これからも
やさしいお話と
きれいな写真を
見せてください
それではまた。
体操教室でも…
皆さん『黄色』のとき、手を挙げるのが羨ましかったです。
多過ぎてもダメ、少な過ぎても運動効果が上がらない脈拍。
小さな蝶々も懸命に、生きたいと願っていた事でしょう。
もしも、その命が最終盤に差し掛かっていたとしても
車のタイヤのゴムの隙間に押し込まれるのと、植え込みの
草の褥に横たわるのでは、大きな違いです。
空の上から「アリガト」と呟いていると思いますよ。
上手く撮れたようでよかったです(´∀`)
写真は何気ない一枚を切り取れるものですが、
その一枚を良い一枚にできるかは、
撮る方のセンスと運の良さが必要ですが良く撮れていますね^^
Re: 時間の差。
<我々の感覚で短いと思っても蝶には十分すぎるのかもしれません。>
きっとそうなんでしょうね。
人間の感覚で哀れと思うのは、その命に対して失礼なことかもしれませんね。
<生きる事の悲哀を蝶で感じる事が出来る日本人は自然への畏怖と共にモノノアワレを感じる民族なのだと思います。>
和歌や、俳句など、遥か昔からのものを見ても、日本人だからこその感性の感覚。
素敵だな~と思います。その環境に生まれてこれて、幸せです。
ご訪問、コメント、ありがとうございます。
Re: こんばんは
<優しさの為に
おばさまが
危険なことにならないことと、
少し心配です。>
ご心配くださって、ありがとう。ございます。^^
そうですね。息子がその場にいたら、きっと同じことを言ったと思います。
デジカメ撮るのに集中しているとき、彼が安全のためのサポートをよくしてくれますから。
ご訪問、お気遣いコメント、ありがとうございました。
Re: 体操教室でも…
<もしも、その命が最終盤に差し掛かっていたとしても
車のタイヤのゴムの隙間に押し込まれるのと、植え込みの
草の褥に横たわるのでは、大きな違いです。>
そうなのです。脳裏に浮かんだその映像が現実になるのは、とても耐えられなかったので
どうしても、助けたかったのです。
<空の上から「アリガト」と呟いていると思いますよ。>
その場所を通るたびに、最後の瞬間、安らかだったかな?と、心の中でそう呟いてます。
ご訪問、ならびに、共感ありがとうございました。
Re: タイトルなし
<動物や昆虫は上手く写真に収めるのが難しいですが、
上手く撮れたようでよかったです(´∀`)>
そうなのです。動くものは、なかなかうまくピント合わせるのが難しいので、
ほんとによかったと思います。
ツバサさん宅、仕様がかわり、なかなかコメント入れずらくなり、申し訳ありません。
ですが、イン出来た際は、せめて、イイねのみですが、お邪魔しています。
ご訪問、共感コメント、ありがとうございました。
蝶
優雅さもあり、可愛いです。
そして何時も心の中で「こっちに来て止まって、じっとして」と叫けびつつ見ています(笑)
飛翔の能力も高く、すばっしこいですからね。
あと蝶は、表と裏の翅の様相が違いますので両方見れると良いです。特に表面(開いた時に見られる翅)は綺麗なものも多いので見る価値は高いです。
日光浴をする(体温を上げる為)蝶も多いので、その場面に出くわす事が出来たら観察のチャンスです。
飛翔中の蝶は、撮影するのは難しいので止まるのを待つ余裕が無いとダメですね・・・
でも、良く撮れていると思います(o^―^o)
小さい花も難しいですが・・・
素敵ですね
本当にお優しい方なんですね(^^)
Re: 蝶
そして、返信、大変遅くなり、失礼しました。
調や、鉢の特徴を掴んだ撮り方のコツ、流石福来雀 さんでいらっしゃる。
尊敬いたします。
撮ることを目的で、カメラに収めようとするには、シャッターチャンスを待つ忍耐が
必要なんだと、通関いたします。
ご訪問、そして、撮り方のコツ伝授、ありがとうございました。
Re: タイトルなし
返信、かなり遅くなり、失礼しました。
小さいころから、入院していた時間がとても長く、いつも、窓の外を眺めながら、あこがれていました。
その影響なんでしょうね。自由に飛び回れる蝶や、鳥や、昆虫たちの姿をみつけると、
たまならく、いとおしくなってしまいます。
ご訪問、ならびに、私への光栄なご感想も、ありがとうございました。
コメントの投稿