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Author:花おばさん
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見た目も、医学的にも、ノーマル女性にしか見えない管理人。けれど、幼いころより、何故女子のはかわいいお嫁さん、ままごと遊びしかしてはだめなの?
桃太郎のお話の中の、しばかりにでかけるおじいさんになりたかった女の子でした。男は度胸、女は愛嬌の逆合言葉にしたかった管理人。やっと、最近、そんな肉体の性別と感覚の性別で揺れ動いている人達に出逢って、ほんとうの自分に出遭えた喜びを、止められない私がいます。こんな管理人ですが、どうぞ、よろしく。


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DATE: CATEGORY:命の話


明日は朝から、仕事の報告書提出のための作業があるので、今日二度目のアップです。

長く生きていると、友人、知人の死に巡り合います。そして、事故や病気以外での悲しい死も、経験してしまいます。私は、生まれた時から、先天性の脊髄、背骨の障害をもって生まれたため、自覚症状のないまま、免疫力が一気に下がり、あ!っという間に、高熱を発症し、そのたびに、即入院という日々を過ごしていました。たぶん、体力のなかった子供の頃は、まともに、学校に通えなかった時間が長かったと、母から聞かされたことがあります。

それは、大人になっても、ある日突然、帰宅して、節々が熱のため、何とも表現しようのない痛みで、頭がんがん、そのまま、寝込むということも、幾度とありました。だから、日ごろから、ちょっとした軽い風邪であっても、治癒するのに、普通の健康体の方の何倍も日数がかかってしまうので、早め、早めに対処し、悪化しないよう、とても気をつける生活を送っています。

そのおかげ様で、ここ何年も、インフルエンザにも、ノロウイルスにも、本格的な風邪になることもなく、1年を、仕事と、やりたいことと、楽しみにしていることを、あきらめずに、行っています。

自己免疫力が回復しなければ、そのまま死を迎えるしかない私の障害。今日、来てくれていた人たちも、一人は、アスペルガー症候群を抱えていて、もうひとりは、ADHDという障害を抱えて生きてきた人たちです。かくいう私の息子も、学習障害を抱えて生きてきました。一般的に人ができること、認識できることが、ある部分に、何らかの原因で同じように認識できず、同じように効率よくできない・・・・というハンディを背負って生きてきた人たち。

そして、自己肯定感がとても低く、社会の中で、〇〇ずというものさしで計られ、苦しんできた人たちです。私自身、自分の障害で、あたりまえの生活ができないことで、生まれてくるべきではなかった、普通の人と同じように生産性がこなせない・社会に必要のない人間だと、ずっと、その思いにとらわれ、母になることも、結婚することも、全否定する自虐的な日々を送っていました。

そのような障害を持った子を育てるのは、とても大変だった両親からは、一度も、”あなたは、あなたでいいんだよ。生まれてきてくれて、ありがとう・・・”なんて言葉をかけてもらったことはありませんでした。けれど、あることがきっかけで、初めて、わぁー。わぁー。子供のように泣きじゃくる時間をある人からもらったとき、安心して、自分でいていいんだと思える瞬間を経験し、そこから、私の再生が始まったのです。

彼女たちとの時間も、その関係で、早15年も続いているのです。見えないハンディを抱えていても、懸命に生きているのです。そして、少しでも社会と関り、自分のできることで、人のために、貢献したいと、行政や、社会の仕組みと関りを持ち、活動しているのです.。しかも、仕事もしながらです。本当に、頭が下がります。見えないハンディを抱えている息子や、彼女たちから、勇気をもらうのです。私も、精一杯できることを、後悔しない生き方をしよう!・・と。

自らの命を絶ってしまった彼女、彼の分まで、彼らが苦しんでいた・自己否定感から抜け出せなかった苦しみを抱えている人に出逢う機会が、また訪れた時、今度こそ、誰にもその選択をしないで、生きてほしいから。

だから、今日も、精一杯、生きています。そんな命の話をしたかったのです。また。明日は、お休みです。花おばさん

写真は、フリー素材・ぱくたそさんからお借りしたものです。朝日?、夕日?、美しい一枚です。


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コメント

どうも初めまして。
コメントありがとうございましたm(_ _)m
報告書作り、お疲れ様です。

なかなか自分を肯定するというのは難しいですよね。
最初から自己肯定をするのは難しいですが、
少しずつでも肯定していけたというのは素晴らしいですね(´∀`)

ツバサさん、ご訪問、ありがとうございます。

ツバサさん、ご訪問ならびに、※レス、ありがとうございます。

イラスト・お絵かきなどもお好きなようでしたので、つい、※してきました。

そう、自分を肯定することは、なかなか一人ではできません。
一番身近な親である人が、意識して、我が子の良さを肯定し、心からそう思い、言葉でちゃんと伝えてあげること
ができれば、それが一番理想だと思います。

私の場合は、親からは全くと言っていいほどなかったことで、むしろダメ出しばかりでしたので、随分と苦しんできましたが、
おかげさまで、親以外の人に支えられ、私という人間をあるがまま、受け止め、寛容し、応援してくれる人たちにたくさん
出逢ってきたおかげ様で、悲しい〇〇という選択をしないで、今日まで生きてこれました。

ツバサさんも、素敵な好きなことをもっていらしゃいますから、自分らしく、そして、自分を信じて、
たくましく、人生を楽しんでくださいね。

仕事へのお気遣いも、ありがとうございました。

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