『葛飾北斎の娘・葛飾応為』

本日な、葛飾北斎の娘・葛飾応為の作品を取り上げてみました。
フォトは、すべてお借りしたものです。
何故? それは、昨日、浮世絵を取り上げた番組で、彼女の作品・夜桜美人を見たから。
北斎も、彼女の才能を認めていて、彼の最後もみとったという”女北斎”とも評されていた人物であります。

その夜桜美人の背景は、花おばさんがお気に入りの桜・散策コースの最終地点・〇野〇園内にある一角だと知った時、わざわざ、その場所を観に出かけたことがあるくらい、彼女の描く作品も、好きだったのです。
残念ながら、生はみたことありません。番組で特集を組まれていた時、その女性ならではの、繊細さと美しさ、北斎にはない、画風に、北斎もその才能を認めていたのも、なるほど~と感動しながら、見惚れておりました。
江戸の街というより、女性ならではの視点と、その技量、晩ねんの彼女の行方も、ほとんどわかっていない彼女。

彼女を扱ったドラマも。某女優さんが演じていたこともあり、せっかく北斎さんの作品を見ることのできるエリアに住んでいるので、本日、取り上げてみました。
彼女の人生、父親の北斎とともに、画に没頭した日々でしたが、現存している作品は、わずか10点前後と言われています。
そんな貴重な彼女の作品、〇野〇園内の美術館で同時に展示される機会があれば、コロナ過であるかもしれませんが、ぜひ、生きている間に、その作品を生で、鑑賞したいと思う今日この頃の、花おばさんです。

うーん、TVなどで紹介されたら、かつての北斎展や、若冲展のように、長蛇の行列になりそうで、ちと、でかける勇気が失せそう。
(若冲展の時は、あの広い公園に、ずらりと人が並び、2時間半まっても、中に入れず、あきらめて、帰りました)
・・となると、やはり、特集で組まれた番組を永久保存するのが、一番確実かもな~。^^:
本日も、最後まで、お読みいただき、ありがとうございます。
*アップした作品説明
・「月下砧打ち美人図」
・葛飾北斎、応為 合作「唐獅子図」
・「夜桜美人図」または「春夜美人図」
・「三曲合奏図」
唐獅子図と三曲合奏図は、ボストン美術館、 月下砧打ち美人図は、東京国立博物館、夜桜美人図は、メナード美術館所蔵です。
スポンサーサイト
ドラマで知った派
初めてその存在を知った芸術オンチです。
男性優位の時代に、絵筆一本で身を立てる、
いかに天才絵師の血脈とはいえ、どれほどの
苦渋の生涯だったろうか、と想像します。
女流詩人、女流作家、今では「女流」が取れ
男女の差を殊更取り上げる風潮が薄れています。
とはいえ、女子が表舞台に出るために捨てるもの、
まだまだ多いことでしょう。
凡人は、ただ先駆者を尊敬の念で見上げるのみσ(^_^;)
時代を越えて!
ご訪問と応援コメントいつもありがとうございます。
北斎に娘がいたなんて知りませんでした。
作品「夜桜美人」初めて拝見いたしましたが、確かに、素晴らしいですね。
ものを生み出す力に男女の差はありませんが、花おばさんのおっしゃる通り、
女性特有の視点や繊細さが生かされ、作品に見事に滲み出てますね。
いつの世にも優れた才能を持ち合わせた女性が存在するんですね。
ご紹介下さり、ありがとうございます。
Re: ドラマで知った派
<以前TVドラマで〜北斎の娘〜を観て、
初めてその存在を知った芸術オンチです。
男性優位の時代に、絵筆一本で身を立てる、
いかに天才絵師の血脈とはいえ、どれほどの
苦渋の生涯だったろうか、と想像します。>
当時の絵師は、たぶん、ほとんど男性ですよね。
ですが、彼女の描く作品も、高く評価されたいたのではないかと、なんとなく、思いたい87です。
父と共に、90回以上も引越しをし、みとった後のその後の人生は、まるで、ほとんど知られていないのが
ちょっぴり残念です。
どんな思いで、父北斎を観ていたのでしょう。
ご訪問、そして、今回も文学的香りのするコメントに、感動をありがとうございます。^^
Re: 時代を越えて!
<作品「夜桜美人」初めて拝見いたしましたが、確かに、素晴らしいですね。
ものを生み出す力に男女の差はありませんが、花おばさんのおっしゃる通り、
女性特有の視点や繊細さが生かされ、作品に見事に滲み出てますね。>
母が日本画家風画をよく、写生に連れて行ってくれて、描くのを眺めていて、
お母さんすごーい!@@と、憧れ、尊敬しておりました。
たぶん、彼女も、北斎の没頭して描く姿から、影響を受けたのでしょうね。
環境がその人を育てるとよく言われますから、母に感謝です。
ご訪問、ならびに、今回、知っていただき、ありがとうございます。^^
花おばさん様へ
ため息が出ます(*´-`)💨ハァー・・・
北斎の素晴らしさに..♡
行灯の灯りに照らされ
書いているのは文でしょうか?
改めて見事なこと(・_・)スバラシイ
いつもありがとうございます。
「夜桜美人」は幻想的というか、妖しげな気配すら感じますよね。
父も認めるように、ずば抜けた画才の持ち主だったんだと思います。
世が世ならもっともっと評価されていたであろうと思いますが、そういう時代ではなかったということなんでしょうね。
大変残念なことですが・・・。
花おばさんが彼女を採り上げた事に敬意を表します。
ありがとうございました。
Re: 花おばさん様へ
お仕事、お疲れ様でございました。
そう彼女ならではの視点と、表現、すばらしいと思います。
繊細で、魅惑的ですよね。
ぜひぜひ、一度、生で鑑賞してみたいものです。
ご訪問、コメント、ありがとうございました。
幻想的で、怪しげ
<「夜桜美人」は幻想的というか、妖しげな気配すら感じますよね。
父も認めるように、ずば抜けた画才の持ち主だったんだと思います。
世が世ならもっともっと評価されていたであろうと思いますが、そういう時代ではなかったということなんでしょうね。
大変残念なことですが・・・。>
夜の星空と、ほんのり灯りが灯るそのあでやかさと妖艶さ、見事だと思います。
女性ならではの着眼点なんでしょうね。
浮世絵大好きですから、彼女は外せませんでした。笑
ご訪問、ならびに、コメント、ありがとうございます。
コメントの投稿