
生まれつき先天性背骨・脊髄の障害を抱えて生きてきた。現代医学ではどうにもならない障害。いつ何が起こるかわからない。
何度も今度回復しなかったら、アウチ・・といつも死と隣り合わせの人生を送ってきた。2歳の時、あまりにも頻繁に、病院に担ぎ込まれるので、医者も匙を投げて、この子は、大きくなれません宣言をした。その時の母は、まるでドラマのように、半狂乱だった。
大人になっても、どんなに日々の生活を気を付けても、自覚症状のないまま、突然、白血球が異常上昇を起こし、体がその急激な変化についていけなくて、いろいろな症状を引き起こし、つい3年前も、救急搬送されてしまった。
死ぬときは、死ぬんだろうと、覚悟はしている。けれど、あの息子たちの恐怖におののいていたあの瞳を見た瞬間、もう少し、生きていなければと、思った。なんとか、生きているのは、まだ、やることがあるから、もう少しね・・・と言われているような気がしている。
今年1年かけて、すっかりおちてしまった筋肉を回復させるための、加圧トレーニングを始めた。やっと、この頃、日常の生活に支障なく、過ごせるようになった。来年、経過観察している病院にて、許可がおりたら、帰省できるまでに、回復したいものだ。
生きていられるだけで、感謝。精一杯、今日を、明日を、生きていこうと思う、毎日。
病気との共存生活<
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テーマ : 病気と付き合いながらの生活 - ジャンル : 心と身体
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