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Author:花おばさん
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見た目も、医学的にも、ノーマル女性にしか見えない管理人。けれど、幼いころより、何故女子のはかわいいお嫁さん、ままごと遊びしかしてはだめなの?
桃太郎のお話の中の、しばかりにでかけるおじいさんになりたかった女の子でした。男は度胸、女は愛嬌の逆合言葉にしたかった管理人。やっと、最近、そんな肉体の性別と感覚の性別で揺れ動いている人達に出逢って、ほんとうの自分に出遭えた喜びを、止められない私がいます。こんな管理人ですが、どうぞ、よろしく。


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DATE: CATEGORY:Xジェンダーライフ
昨日の事です。私は、つい先日入会したlabelXでの事を自分の時間で話しました。そして、もう一つのコミニティで、多くの影響をくれたあるGの人のことも。なかなか、デリケートな話なので、心許せる・安心できる人の前でしか、この話題はできません。(labelXのみなさん、どうぞ、ご安心ください、個人名も、暴露話もしていません。いろんな状態の人がいることで、多くの刺激を受けているそんな話しか話題にしていませんし、守秘義務であるのは、当然のマナーと思っていますから。)

数少ない、理解者であり、応援してくれている人たちです。月1回、みなやりくりして、集まってくれています。そんな中で、16年間も続いている関係であるにも関わらず、今までそんな話題に触れたことなかったのです。残念ながら、今回は、もうひとりの彼女は、仕事とかさなって、どうしても来れませんでしたが、参加していたなら、大いに、皆でガハハハッ!って笑っていたことでしょう。

一日に一回は、声を出して笑うことは、健康にもいいらしいですから。

はて、何のことについてか・自分は本当は男の子に産まれるはず!だったと信じて疑わなかった女の子は、ある日、家族から指摘されて気づいたのです。お口のまわりの産毛が濃くなっていることに。「あんた、まるで、男のようにひげがはえてきたんじゃない!?」って。それから、毎日鏡をみては、いそいそと、剃刀もって、じょりじょりしてました。笑

彼女は思ったのです。ずっと、男の子になりたかったので、天の神様が、男性ホルモンを少し増やしてくれたのかも。やったー!これで、無理なく、男子に変身できるかも~♪ って、うきうきしながら、毎日じょりじょりしてました。

そんな話をしたら、片方の彼女(彼女も私と似ていて、父性の方が勝っているお母さんです。)は、先月久しぶりに故郷に帰った時、同窓会で、ある男子に、まっさきに、『あんたは、あのひげが濃かった〇〇さんだよね!そうだよね?』彼女は、「私を覚えていたのは、そこかよ!」と思わず、つっこみたくなったそうです。

ふたりとも、ひげにまつわる中学の思い出でつながっていたことに、大いに盛り上がったのでした。

3人の共通は、お母さんであること。そして、皆・外からは見えない障害をもっていること。ひとりは、アスペルガー症候群。ひとりは、ADHD。かく言う私は、先天性背骨・脊髄欠損症・免疫不全という障害を持っている生まれてきた、皆、普通ではないその症状のため、生きづらい時間を過ごしてきた3人なのです。

父性性の勝っているSさんのパートナーは、父性性がほとんどない、母性が勝っている人だから、うまくいっているんだと思うと、彼女は、そう夫婦を表現します。もうひとりの彼女は、いわゆる、パートナーが、妻だから、性〇〇ができなくなり、ずいぶんとそのことで悩んでいる人です。ふたりとも、家族を愛し、家族のために、美味しいごはんを作ることが得意で、そして、自分を産んで育ててくれた遠くにある故郷にも、何のためらいもなく、必要はことがあれば、飛んで帰る人たちです。

けれど、自分と同じような境遇の子供たちのために、安心して通える居場所を、行政に働きかけ、学校をつくろうとしていたり、世の中を少しでもよくしたいと、そういった活動もしている、とてもアクティブな女性たちなのです。

まるで磁石のように、惹かれあい、少しでも、人の役に立ちたい、社会に貢献したい!という共通した想いを抱えている彼女たちから、わたしは初めて、安心して自分でいられ、彼女たちの生き方から、多くの刺激をもらい、お互いが、お互いの人生を応援し、リスペクトし合う、私が人と人との関係を作っていくうえで、心からそうありたいと思っていた関係でいられる、数少ない知人たちなのです。

それは、ひとえに、まわりと違い、同じことができなかった少女時代、生まれてこない方が、よかったのかも。親にとっても、社会にとっても、何の価値もない、必要とされない・役立たずの人間なんだ・・と完全に自己否定していた時を過ごしたからこそ、それがバネになって、やりたい!と思うことを、一瞬たりともあきらめずに、奮闘する日々を、皆送っているのです。

だからこそ、私は、安心して、彼女たちに、まっさきに、私のXジェンダーをカミングアウトできたのです。友人でも、家族でもないけれど、それは、まるで、生きづらさを抱えながら生きてきた戦友のような関係なのかもしれません。よぼよぼのおばあさんになっても、その関係を大事にしていこうと思ってます。

そんな花おばさんのXジェンダーライフです。では、また。
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