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花おばさん

Author:花おばさん
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見た目も、医学的にも、ノーマル女性にしか見えない管理人。けれど、幼いころより、何故女子のはかわいいお嫁さん、ままごと遊びしかしてはだめなの?
桃太郎のお話の中の、しばかりにでかけるおじいさんになりたかった女の子でした。男は度胸、女は愛嬌の逆合言葉にしたかった管理人。やっと、最近、そんな肉体の性別と感覚の性別で揺れ動いている人達に出逢って、ほんとうの自分に出遭えた喜びを、止められない私がいます。こんな管理人ですが、どうぞ、よろしく。


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DATE: CATEGORY:自分史について・私って何者?
少女時代、私は、小さな怒りの巨人でした。人が、人を、理不尽な理由から排除し、尊厳をいとも簡単に、こなごなにしてしまう行為にたいして、瞬間湯沸かし状態によくなっていたからです。漫画でよくみる、怒りの表現に、頭から湯気がでている。そんな子供でした。

その感性を陰ながら応援し、大事なことだと教えてくれた人は、私の父。人を理由もなく、差別するような人になってはいけないよ。それはね、例えるなら、天に向かってつばをはくようなものだから。その吐き出したつばは、そのまま真っすぐ、自分の頭上に戻ってくるから、決して気持ちのよいものではないから、誰も見ていなくても、人の悪口、陰口を平気で言いふらす人間になっては、お前はだめだよ。・・・・三つ子の魂、百までもです。

きっと、どこかで、周りの子供たちが、人を大人の噂話で、悪口・陰口を普段から聞いていて、そっくりコピー状態を見ていて、我が子にはそんな生き方をする大人になってほしくない・・と強く思っていたのだと思うのです。

川向こうに住んでいた季節労働者の家族、違いは、くつを履いているか否か、定職についているかどうか、住んでいる家がきれいかどうか、そんな大して違いはないのに、人が人を外見など、あるいは優越感のために、人を見下し、偏見をもち、蔑視する行為に対して、大事なことを父から学んだんだと思うのです。

小学校で、その見た目の外見から、まるで怪物でも見るように、面白半分・からかっていた女の子たち。ダウン症のその子は、ただ、みんなと一緒に遊びたいだけなのに、みんながからかうので、怒りと、悲しみと、入り混じった感情から、うーうー、うなりながら追いかけていた光景。

何故彼が、怒っているのか、その子の瞳を見た瞬間、まるでテレパスのように、複雑に入り混じった彼の想いが、ど!っと私の心に流れ込んできて、悲しくて、悔しくて、うなっていたんだということを知りました。

正義感のかたまりのような男の子のような私でしたので、迷わず、今日から、私が君の友達になるよ。いじめる人がいたら、〇〇ちゃんが、みぃ~なやっつけてあげるよ!と約束し、その子の手をつないで教室に帰っていったのです。

その時、その子を怪物扱いしていた女の子たちから、『わぁ!気持ち悪ぅー。〇〇ちゃん、よく手をつなげるね、ばっちぃ!』その言葉を聞いた瞬間、私は、その場で瞬間湯沸かし器になっていました。小さな体全身が怒りの湯気で、湯だっていたと思うのです。

心の中で、『あんたたちは、見かけはきれいかもしれないけれど、心はぐちゃぐちゃのヘドロのようにまっくろだ。この子の手は、とってもあったかくて、姿はきれいではないかもしれないけれど、心はきれいだもん!』と、怒りまくっていました。

漫画得意な人でしたら、その光景をユニークに表現できるでしょう。頭の中で、イラストしてました。

大人になっても、理不尽なことをする人、最初言っていたその人の理想とする意見と、やがて、まるで真逆なことを繰り返す行為の人、そして、自分に対してよりも、誰か他の人に対して繰り返す行為を見てしまうと、”それはないんじゃないの!”と静かな怒りと憤りを燃やしていました。それは、やがて、潜在意識下に深く潜ってしまって、普段は悪さをしないのですが、あるとき、その内面化していた怒りと憤りが解き放たれて、夢を通して、気づくのです。私は、相当その行為に怒っていたんだと。

まさに、あの”進撃の巨人”になって、街を破壊し、戦車をなぎ倒し、ぅおー!!!と叫びながら、人をくいちぎりながら、暴れまわり、今私は、巨人になって、怒ってた感情を吐き出している!? そっか、夢があの時のリベンジをさせてくれてるのね。なら、思いっきり、暴れて、溜まっていた怒りをぜーんぶ、出しちゃえ!!!!と、思いっきり夢の中で、暴れまわりました。

夢は、時々、現実の世界では、犯罪になってしまうことであっても、その感情を、その時の気持ちをおきざりにしないで、安全な方法で、リベンジさせてくれるみたいです。そして、あぁ、やっぱり怒っていたのね。忘れていたのではなく、協力していくために、心の奥に押し込めるしかなかった自分を、もっと、ちゃんと、気づいてあげなくては・・・と気づかされるのです。

セルフタイム。気づかないふり、忘れたふり、何もなかったようにふるまわなければならない、現実であっても、それでも、ちゃんと感じている気持ちや、感情は、できるだけ、私が私の責任者であり、管理者なのだから、きちんと、置き去りにするのではなく、安全な関係の中で、トロする・トロできる時間を持たなくっちゃ!と思って、時間を定期的にとるようにしています。

今日も、このあと、自宅にて、知人達が訪ねてきてくれて、そんな時間をとるのです。もうすでに、16年続いている・私に、皆にとって、なくてはならない、大切な時間となっています。対等に時間を分け合って、お互いの人生と感性をリスペクトしながら、シェアする時間なのです。

誰にでもある心の自然治癒力に作用する大事な時間。十分に、安心して聞いてもらう時間は、意識して、取った方がよいよ!と息子たちにも、聴いてもらいたい症候群の強い人にも、進めている自己治癒・セルフタイム。

そんな花おばさん、小さな怒りの巨人だった(いや、大人になっても時々巨人になってしまう)お話です。では、また。(*・`ω´・)ゞ
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