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Author:花おばさん
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見た目も、医学的にも、ノーマル女性にしか見えない管理人。けれど、幼いころより、何故女子のはかわいいお嫁さん、ままごと遊びしかしてはだめなの?
桃太郎のお話の中の、しばかりにでかけるおじいさんになりたかった女の子でした。男は度胸、女は愛嬌の逆合言葉にしたかった管理人。やっと、最近、そんな肉体の性別と感覚の性別で揺れ動いている人達に出逢って、ほんとうの自分に出遭えた喜びを、止められない私がいます。こんな管理人ですが、どうぞ、よろしく。


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DATE: CATEGORY:季節の風景
「消え去ったもの、新しく出遭ったもの」

今日は、エイプリルフールなのだけれど



昨年の更新は、こんな感じで始まっていました。

そのCMを最初見た時、一瞬、ほんとに、飛んでいるの?!と信じかけていた花おばさん。

けれど、その後の説明で、エイプリルフールにちなんで、遊び心で制作されたものだったことを知りましたが、それでも、ほんとによく出来ているな~と感心したものです。

みなさんの記憶にも、その映像がどこかにあるかもしれませんね。

さて、今年の4月1日の更新は、そんな遊び心も持てないほど、とても、ショッキングな出来事に支配されてしまっており、その花の開花は、すでに終わってしまったのですが、今回取り上げることにいたしました。

その木は、出会ってから20年かけて、見事な木に成長し、開花時期に、その下を行きかう人々を、その見事さに、感動させてくれ、楽しませてくれていたのでした。

それが、今年、駅からの帰路・巡回バスで、窓からその姿を楽しみ眺めようと思っていると・・・。

”あれ??!! @@ 無い! どうして? どこに行ったの? まさか、突然消えてる?”

信号待ちの間、何度も、何度も、その場所にあったはずの彼(彼女)を探し続けたのでした。

根本が残っているかもと、土のあたりも、確認しましたが、跡形もなく消えていたのです。



かなり大きくなっていましたが、特に、建物に被害をもたらすような感じにはなっておりませんでしたし、何故突然、排除されたのかも、まったく理解できなかった花おばさん。

そうなのです。

時々、わざわざ、鑑賞用に、植え込みに植えられる季節の樹木が、ある年、突然、根元から、ばっさり切られたり、跡形もなく、抜き去られている光景に、出くわすのです。

そんな時に、出会った唯一、花おばさんが知る紫のモクレン。

うれしくて、うれしくて、つい、何枚もパシャリ、パシャリと撮っていました。

まだ、若木です。おばさんの背丈位のモクレンです。 建物の角に植え込み用にと植えられたのでしょう。

どうぞ、どうぞ、無事成長してほしいと、心からそう願わずにはいられませんでした。

車が通る通り、邪魔にならないよう、ばっさり枝が切られることがあるのは理解できるのです。



それでも、ある程度大きく育った木々の幹を見るたびに、人の邪魔にならないように、怪我など心配してバッサリ切られた跡をみるたびに、巡りくる季節の間、十分、人々を楽しませてくれた樹木たちへの、愛おしさが募るのでございます。

そして、心の中で、”ごめんね。きっと、痛かったよね。辛かったよね。ほんとは、のびのびと枝を伸ばしたかったよね。”

”人の勝手な事情と都合で、ごっそりなんてね。傲慢でごめんなさい!”と思わず、心の手を合わせて、その側を通りぬけていく春の散策でもありました。

もう二度とみることの出来ないあの見事な紫モクレン。

その側を通るたびに、20年という月日の間、人を楽しませてくれて、ありがとう!と、心の中で声をかけ、西風にその想いを運んでもらおうと思っているおばさんでも、ありました。



本日も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

フォト説明

①と④:今年初めて出会ったまだ若木の紫モクレン

②と③ 見上げるほど成長していた近くのモクレンと、初枝垂れ桜を発見した公園内の、これまた、見事な白モクレン





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